エール「ヨミグスリ」

乳がん最新情報 Part3

年齢的に、『乳がん検診』という言葉に敏感になり始めてきました。 でも、分からない事が多くて…詳しく教えてください!

答えてくれた先生うえお乳腺外科:福永 真理 先生

 日本人女性のがんのうち一番多いのは乳がんです。2013年の統計では1年間に約6.8万人の乳がんが発見されており、年々増える傾向にあります。乳がん罹患率を年令別にみると、30才を過ぎると増え始めて40才代前半から急増し、40才〜69才で約7割を占めています。この年代の女性は、仕事でも家庭でも社会的に重要な役割を果たしていて、自分の健康はついつい後回しにしがちです。実際、平成24年度に大分県で市町村の乳がん検診を受診した女性は16.9%しかいませんでした。この情報をきっかけに、お母さんやお祖母ちゃん、友人を誘って是非検診を受けていただければ嬉しいです。  今回は乳がんの症状や検診、受診時に行う検査について説明します。

乳がんの症状はどんなものがありますか?

 乳がん患者さんの約半数は、自覚症状があって病院を受診した人です。主な症状は、しこりが触れる、えくぼのような皮膚のひきつれがある、乳頭が陥没した、血の混じった乳汁が出る、乳房が赤く腫れるなどです。

乳腺外来ではどんな検査をしますか?

 まず問診で受診のきっかけや症状をお伺いします。その後医師による診察(触診)やマンモグラフィー、エコー検査を行います。怪しい病変があればエコーで見ながら針を刺して細胞や組織を採取する検査を行いますが、当院では痛くないように局所麻酔を使っていますので、安心して受診下さい。

検診は必要ですか?

 マンモグラフィーやエコー検査では、自分でわからないような早期の段階で乳がんを見つけることができます。乳がん患者さんの3割強は検診で発見された乳がんで、そのほとんどの人には症状がありません。しかも、治る可能性が90%以上期待できる0期・I期の乳がんが発見される割合は自己発見だと4割程度ですが、検診発見だと7割近くを占めます。早期発見・早期治療のためにも検診を受けてください。

検診を受けたいのですが…

 大分市の健康手帳を利用すると、バス検診の他、大分県地域成人病検診センター・地域保険支援センター・労働衛生管理センター・おおいた健康管理センター・天心堂健診・健康増進センター・大分県厚生連健康管理センターなどの各機関で検診が受けられます。対象者の条件があり、予約が必要ですので大分市のホームページなどでご確認下さい。また、その他にも検診を受け付けている医療機関があります。

うえお乳腺外科

住所
〒870-0854 大分市羽屋188-2
電話番号
097-514-0025
診療時間
 
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